「ゼロから立ち上げる」興動人を育てます
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体系的な社会人基礎力育成・評価システム開発・実証事業



実践を通じた社会人基礎力の育成と評価システムの改善・拡大・定着化~29科目36クラス・21プロジェクト・約1,500人を対象とした「興動館教育プログラム」評価システム~採択

平成21年度の経済産業省「体系的な社会人基礎力育成・評価システム開発・実証事業」の審査結果が平成21年3月31日に発表され、本学の『実践を通じた社会人基礎力の育成と評価システムの改善・拡大・定着化 ~40科目・20プロジェクト・1,500人を対象とした「興動館教育プログラム」評価システム~』が採択されました。中国地方の大学としては唯一の採択となります。

1.事業名

 
平成21年度体系的な社会人基礎力育成・評価システム開発・実証事業「実践を通じた社会人基礎力の育成と評価システムの改善・拡大・定着化~29科目36クラス・21プロジェクト・約1,500人を対象とした「興動館教育プログラム」評価システム~」 

平成21年度体系的な社会人基礎力育成・評価システム開発・実証事業の目的

 広島経済大学では、平成18年4月から「人間力」を育成するための学科横断的な組織として広島経済大学興動館を設立し、「ゼロから立ち上げる興動人」を育成するための「興動館教育プログラム」の運用を開始しました。
 以降、同プログラムは、着実に実績を積み上げており、今後も新たな「興動館科目」及び「興動館プロジェクト」の立ち上げに伴う参加学生数の増加が見込まれています。
 しかしながら、全学的な拡大及び質の充実のためには、プログラムの成果や課題を把握・実証するための、体系的なプログラム評価の仕組みを確立することが急務です。
 こうした中、平成20年度経済産業省「体系的な社会人基礎力育成・評価システム構築事業」を活用し、「興動館教育プログラム評価システム」の基盤を構築しました。
 平成21年度には、この評価システムを「興動館教育プログラム」全体に拡大します。将来的には、学部教育との整合性をとりながら、成績表とともに、全学生の在学中の活動実績を就職活動等の場面で活用できるシートとして完成し、企業に提示することを目標とします。
 

3.事業内容及び実施方法

 本事業では、平成20年度経済産業省「体系的な社会人基礎力育成・評価システム構築事業」において構築した「興動館教育プログラム評価システム」を平成21年度前期・後期に開講する36の「興動館科目」と21の「興動館プロジェクト」すべて(科目とプロジェクトの一覧は別表参照)に対して範囲を拡大して適用するとともに、FD研修(Faculty Development:教員向け研修)プログラムと学生向け研修プログラム等を追加開発して運用します。
 「興動館科目評価システム」では、大学が定める4つのフィールド(元気力・企画力・行動力・共生力)ごとで意図した知識やスキルが修得できたかを検証するため、①受講者による事前・中間・事後の自己評価、②教員による評価、③科目に応じたテスト等を実施します。
 「興動館プロジェクト評価システム」では、学んだことがプロジェクトの場で伸張したか、実践できたかを検証するため、①プロジェクト参加学生による事前・中間・事後の自己評価、②プロジェクト関与者(企業、市民、コーディネーターなど)によるチーム評価、③プロジェクトの成果についての評価等を実施します。各取組については、以下の(1)~(4)のとおりです。 

(1)実践型学習における育成・評価プログラムの開発・実証

①社会人基礎力の育成手法
 平成21年度に活動する21の「興動館プロジェクト」参加者が、国際交流・社会貢献・地域活性・経済活動などの分野において、企業や地域社会から与えられた課題および自らが設定した課題を解決するため、多種多様な人間とともに活動し、直面する課題や失敗体験を少しずつクリアしながら、到達目標を目指して実践活動に取り組む中で、社会に役立つ「人間力」を培っていくことを目標とします。 
②社会人基礎力の評価手法
 「元気力」「企画力」「行動力」「共生力」の4つの力と、社会人基礎力の12の能力要素を融合させ、レベル0からレベル3までの知識・経験・行動レベルを大学の独自性を加味しながら定義した「人間力マップ」により、個々の学生の事前・中間・事後の自己評価の基盤とする。この「人間力マップ」を評価の基盤として認識、活用することにより、評価基準のレベル合わせやあるべき「人間力」の到達目標を理解させます。
 また、中間・事後評価においては、教職員による他者評価を行い、最終的には総合評価シートを作成し、個々の学生に配付する。これを基に、学生はこれまでの振り返りや、今後の更なる成長に向けて何を行うべきかを考えるための1つの材料として活用します。 

(2)知識の習得を重視した通常の科目における育成・評価プログラムの開発・実証

①社会人基礎力の育成手法
 平成21年度前期・後期に開講する36の「興動館科目」履修者に対し、知識の習得に加え、「元気力」「企画力」「行動力」「共生力」の4つのフィールドで設定した達成目標をクリアさせることを目標とします。 
②社会人基礎力の評価手法
 「元気力」「企画力」「行動力」「共生力」の4つの力と、社会人基礎力の12の能力要素を融合させ、レベル0からレベル3までの知識・経験・行動レベルを大学の独自性を加味しながら定義した「人間力マップ」により、個々の学生の事前・中間・事後の自己評価の基盤とします。この「人間力マップ」を評価の基盤として認識、活用することにより、評価基準のレベル合わせやあるべき「人間力」の到達目標を理解させます。
 また、中間・事後評価においては、教職員による他者評価を行い、最終的には総合評価シートを作成し、個々の学生に配付します。これを基に、学生はこれまでの振り返りや、今後の更なる成長に向けて何を行うべきかを考えるための1つの材料として活用します。 

(3)社会人基礎力育成・評価プログラムの学内への普及

 平成21年度は、興動館科目では平成20年度実施済みの後期18科目だけでなく、全29科目36クラスにおいて人間力(社会人基礎力)の育成をシラバスに明記するとともに、履修者約1,000名に対してプログレスシート等の作成を義務付けます。また、興動館プロジェクトにおいても平成20年度実施済みの2つのプロジェクトだけでなく、全21プロジェクトにおいて人間力(社会人基礎力)の育成を目的として、参加者約500名に対してプログレスシート等の作成を義務付けます。
 さらに、本事業のノウハウを学内に普及させるため、従来から実施している「科目創造センター会議」「科目担当者会議」「プロジェクトセンター会議」「コーディネーター会議」などのテーマとして、FD研修プログラムと学生向け研修プログラムを組み込む予定です。 

(4)成果報告書の作成

以下の項目を中心に作成します。 

①興動館教育プログラム全体像と年間活動 
②平成21年度における評価システム運用実績
③社会人基礎力の育成・評価にかかわる学生の関心度・伸長度(全体・科目別・プロジェクト別など) 
④平成21年度におけるFD・SD(Staff Development:職員研修)活動実績 
⑤平成21年度における学生向け教育・支援実績 
⑥総括と次年度以降の展開計画 
⑦その他 



興動館教育プログラム評価システムの必要性

「興動館教育プログラム 評価システム」展開計画